GODZILLA (http://www.godzilla-movie.jp/)
ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
で、
思ったよりもゴジラだねぇ。(しみじみ)
と言う感じ。
余り情報を仕入れずに観たので「初代ゴジラっぽいのかな?」と思ってたら、そうではなくて、第一期ゴジラシリーズ後期の「ゴジラ vs ○○」が幾つも作られてた頃のゴジラっぽかった。
で、まあ今どきの映画としてはツッコミ所は、とてつもなく多い(笑)。けど、昭和の第一期ゴジラだって、それはそれでツッコミ所が異常に多いので「昔のゴジラは良かった」的な意見は的外れだとは思う。と言うか、むしろ判っててツッコミ所を増やしてるんじゃないかとも思う。
というエクスキューズを入ておきながらも、人間ドラマ側の「大尉」の行動が気になるなぁ。とは思う。(苦笑)
行く所、行く所で必ず大きなトラブルに出会って、頼まれてないのに手を貸して、それによって必ず酷い目に遭う、と、マックレーン警部補も真っ青の不運っぷりだけど、ぶっちゃけ「お前さんは自分の任務を忘れたのか?」と思う部分も多々有る。本当にこんな人が尉官に成れちゃうのか? という感は拭えなかった。(苦笑)
逆に、序盤から中盤くらいまでの謎解き部分はかなり面白い。当然の様にツッコミ所は多いんだけど(苦笑)、それを差し引いても演出がとても良くて引き込まれる部分が有る。
ただ、ゴジラともう一方のアレ(?)の関係って結構ウヤムヤだよね? てか、もう一方がアレなのをゴジラが止める意味ってなんなんだろうね? という疑問も無いではない。
で、所謂怪獣映画の怪獣映画っぽい部分については、もう安心して見ていられる感じ。去年のパシフィック・リムの時にハリウッドでちゃんと出来るのを証明してるし、明らかに日本の怪獣映画を意識している部分もあるので、その辺に拘る人でも安心。(苦笑)
と言う訳なので、日本の描写を含めてツッコミ所は多い映画ではあるけど、まあそれなりに「ゴジラvs○○」的な映画には成ってると思うので、そこそこオススメ。
そうそう、続編が有るなら、ギレルモ・デル・トロに撮って欲しいなぁ。無理だろうけど。(苦笑)
