良いものもある、けど悪いものもあるよね(?)

ジャッジ! (http://judge-movie.com/)

ちょうど劇場のタダ券が手に入ったので(?)シネ・リーブル池袋にて鑑賞。
で、


あら? 言われてるほど悪くない。


まあ、そんな感じ。
まとめサイトに映画絶賛のまとめを堂々と作ったりして、妙な反感を買ってるみたいだけどね(笑)。*1
ただ、最初のハードルがちょっと低かったので、相対的に評価高目になる感は、無いではない。(苦笑)


ぶっちゃけ、わりと有りがちな感じの「馬鹿正直な良い奴」の話。
なので、そういう有りがちな人が出てくるプログラム・ピクチャー的に観れば割と楽しめる。
つまらなくは無い、のだけれど、個人的には終始微妙に違和感。観終って分かったけど、登場する外国人が全員「日本人が想像したステレオタイプの外国人」という感じなのね。そういう目線で考え直すと、日本人の方も前述の主人公以外もかなりステロタイプ
ストーリーそのものはそう悪くないのだけど、キャラクターが「よくいるアレ」な感じなので、映画そのものも「よくあるアレ」になってる感じ。そこはちょっと損をしている。
それと、「優秀な方のオオタ」の優秀さがあまり分からん。一部活躍する部分も有るには有るけど、アレだけじゃどうも説得力に欠ける感じ。なので、相対的に主人公のダメ感も今一つ。と言うか「コイツ何でもやってくれるイイ奴じゃん」とか思っちゃう。
こうやって考えると、キャラクターの説得力にちょっと難があったかもね。
あ、それと宣伝の「豪華キャスト」ってのはあまり期待しない方が良いかも。豪華キャストと言うより「チョイ役が無駄に豪華」という感じ。そう思って観ると、それはそれで面白いかも(笑)。


ともあれ、プログラム・ピクチャー的なお約束を楽しむ分にはオススメ出来るとは思う。うん、酷評する程ひどくはないよ。(笑) *2

*1:尤も、宣伝ってそーゆー事だから!とは思うけど。(笑)

*2:しかし、一部ネット界隈の人の異常な宣伝嫌いは何とかならんかね?(苦笑)