再開のサーガ

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (http://starwars.disney.co.jp/movie/force.html)

ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
で、


面白いっちゃ面白い。


けど、ちょっと詰め込みすぎ。(苦笑)
なんというか、オールドファンと新規ファンを両方満足させようとして色んな要素をやたらめったら詰め込んだ感じ。
ただ、そのお陰で、旧作を全く知らなくてもそこそこ楽しめて、旧作を知っているとニヤリと出来る作品になってる。ニヤリ。(笑)
ただ、映画としては2時間半とちょっと長めなのだけど、その長さを持ってしても話の展開が早すぎで、ぶっちゃけ旧作のエピソード4と5を同時に上映したくらいのギッシリ具合。それを、大サービスと取るか詰め込みすぎと取るかは意見が分かれそうだけど、個人的には前述の通り詰め込みすぎな感じがした。
しかし、この作品から登場したキャラクターは主人公のレイを始めとして、フィンもカイロ・レンもそこそこ訳ありげな深みが有って、ストーリーに奉仕するだけのキャラになっていなかったのが良かった。
で、アクションシーンやその舞台も旧作を意識した部分があったり、新しい部分もあったりで楽しかった。


そうそう、肝心のストーリーは、えーと、なんだかゼータ以降のガンダムっぽい部分がちょっと気になった。(苦笑)
いや、そもそもガンダム自体がスターウォーズに大いに影響を受けて創られた話なので、ある意味行って来いなんだけど、まあ、なんと言うかゼータから逆シャア辺りの、あの雰囲気に近いモノが有った。


そうそう、私自身、スターウォーズの世界観については、それほど詳しくないのだけど、XウィングやTIEファイターが徹底して有視界戦闘でしか戦っていないのは、なんかそれじゃなければ戦えない制約でもあるのかしらん? それこそミノフスキー粒子とかXネブラみたいな設定って有るのかな?
いや、その方が戦闘シーン的に面白いというのは分かってるけど*1、その辺の設定はちょっと気になった。


ともあれ、スターウォーズの物語の再開を飾る作品としては十分合格点をあげられる映画だとは思う。オススメ。

*1:XウィングとTIEファイターの空中戦って、意識的に第二次大戦の頃の空中戦を模倣しているよね?