DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧- (http://www.denkigroove.com/themovie/)
新宿バルト9にて鑑賞。
で、
面白いぞ!(笑)
いや、本当に面白かった。
一応、体裁としては海外メディアによるドキュメンタリー風、というか海外ドキュメンタリーのパロディ風に現在の映像と過去の映像、そして関係者へのインタビューを散り混ぜる形で電気グルーヴ結成から現在までの歴史を紐解いていく形になってはいる。
けど、まあ編集が絶妙だった。大根仁監督はこういうのも巧いんだな。とか思った。
電気グルーヴの歴史も順風満帆ではなく、メンバーの入れ替わりや活動休止、解散危機的な物もあったので当然のようにシリアスなシーンも有るのだけど、そこで挿入されるインタビューや過去の映像で笑わせるようにして絶妙にバランスを取っている。巧い。
というメタな視点はおいといて…。
過去の映像も面白かったのだけど、個人的にはインタビューのパートがより興味深かった。特に砂原良徳とスチャダラパーの BOSE のインタビューが特に印象に残った。同じ時代に電気を中から見ていた人と、外から見ていた人という対比が出来て、それが後にコラボ企画で一緒にやったりする感じも興味深かった。
しかし、映画の着地点にもなっているけど、まあ石野卓球とピエール瀧の二人は、
仲良すぎ。(笑)
ともあれ、電気グルーヴと同時代を生きた人には相当なオススメ。
てか、2週間限定上映が勿体無い。私の観た回もほぼ満席だったし、もっと長くやってほしいなぁ。