シーサイドモーテル (http://seaside-motel.net/)
ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞。
いや、くだらない(笑)。 < 褒め言葉
いちおう4つの部屋で繰り広げられる一日の出来事がリンクしたりしなかったりして…というストーリーはるんだけど、まあ、全般的にしょーもない話。
一応、全てに通じる要素として「騙し騙され」というのが有るんだけど、まあその辺はあまり大したことは無し。コン・ゲーム的なのを期待して観ると失敗する。
むしろ、登場するキャラクターを楽しむ方が正しいと思う。
特に場末のコールガール役の麻生久美子がとても良い。もう、本当に居そうだ*1。メイクのせいだろうけど、ちょっと肌がアレで疲れた感じの場末感(なんだそれ?)が出てて凄く良い。
それ以外にも、古田新太、小島聖、山田孝之、玉山鉄二、成海璃子、温水洋一等々、皆ちょっとエキセントリックなキャラが立ってて良い。むしろ全体の主役である筈の生田斗真が薄く見えるくらい。
ちなみに、×××の話は省略しても問題無かったんじゃない? と思わんことも無いけど、それはそれとして(苦笑)。
そんなわけで、キャラクター重視型の馬鹿映画がお好きな方にオススメ。
たぶん「大洗にも星はふるなり」が好きな人なんかは、この映画も好きなんじゃなかろうか?
*1:現実には、こんな美人はそうは居ないだろうけど。居そうな感じが上手いんである。