WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT (http://we-are-perfume.com/)
遅まきながらヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。
で、
淡々としたドキュメンタリーだけど、かなり面白い。
正直あまり期待していなかったけど、思ってたよりずっと良かった。
いやー、Perfume って凄く大きな「プロジェクト」になっちゃったんだなぁ。という感慨と同時に、やっぱり崖っぷちアイドル(!)*1だった頃と、(規模は違えど)完全に地続きな現在の姿が存在するのは、見てて心地よかった。
で、ちょっと面白かったのが天下の Perfume でもダンスの振りを完全に間違ったりする部分。いや、こういうミスはありがちで全然珍しく無い。けど、かなり大胆に振りを間違えていたのに、誰も怒っていない。むしろ笑ってる。(笑)
この手のアーティスト系ドキュメンタリーでは必ずと言って良い程、ミスやトラブルで怒っている人、怒鳴っている人が現れたりする展開が有るのだけど、この映画では怒っている人、怒鳴っている人が全く、居ない。そこに、メンバーやスタッフの間に完全な信頼が有るのが垣間見える。
これだけ、厳密でクオリティの高いステージを作っている人達としては、これは凄いことなのではないかと思う。凄い。
なので、ミスが有っても、ちょと微笑ましくなったりもする。
やっぱりり、そこに厳しいながらも淡々とした「幸せな空間」が存在したのだと判って面白かった。
そして、ニューヨークのラストの曲で、ちょっと感動してしまった。てか、ちょっと鳥肌立った。
いやはや、いいモノ観せてもらいました。
もう上映が終わってしまった映画館も増えてきたけど、観られる機会が有れば観ておきましょう。オススメ。
*1:今じゃ信じられんよな。
