いや度肝は抜かれない

ダーリンは外国人 (http://www.darling-movie.com/)

ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞。
まあ、なんて言うかザ・場違いでした(笑)。
私以外の客は若いカップルと女子中高生(たまにその親)ばかりだったというのも有るんだけど、それ以上に普段自分が観てる映画との違いにクラクラ来ました(苦笑)*1。ちなみに、過去に客がカップルばっかりだった映画に「ウルトラミラクルラブストーリー」という凄いのもあったんだけど、アレは結果的にナニな映画だったので、上映が終った時は完全に勝った気分でしたが、それはそれとして(苦笑)。*2
えーと、まあ映画の内容は良くも悪くも普通。
旦那(になる人)が外国人で主人公が漫画家という以外は全くもって普通の「結婚物語」。これはちと残念。これだったら新井素子原作のアレを映画化した方が面白い。(?)
元々原作が日常のワンセンテンスだけを漫画にした物なので、ちゃんとしたストーリー物にするのに無理があったんだろうけど、もうちょっと原作のとぼけた雰囲気を出せなかったもんだろうか。とか思う。
何よりも、トニーが比較的「普通の外国人」なのが残念。外国人かどうか以前に、あの人はもっと「変」じゃないと面白くない(笑)。
原作だってトニーが「変」だからウケたんだよ、きっと。(たぶん暴論です)


ともあれ、結婚物語的には割とちゃんとしているので、これから結婚するような若いカップルにはオススメ。
カルチャーギャップ・コメディを観たい人は、きっと不満でしょう。


*1:優待ポイントでタダじゃなかったら観なかっただろうなぁ。たぶん。

*2:いや、勝ち負けなんて無いんだが。