ハリウッドで作れない映画

はてなブックマーク - 痛いニュース(ノ∀`):洋画離れ止まらず。興行収入4割減少…“若者の字幕嫌い”などが原因か: (http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1168502.html)

必ずしもハリウッド映画はワンパターンとは思わないけど、「ハリウッドのお約束」的なモノがかなり判りやすくなっちゃってるという事は有るかもしれない。
日本映画は割と「お約束」を簡単に壊す。それが失敗になるケースもままあるけど(笑)。逆にハリウッドから「お約束」を壊した映画が出てくることは非常に少ない(ゼロではないが)。
例えば、ハリウッド的なお約束では「真夜中の弥次さん喜多さん」とか「ナイスの森」とか「パビリオン山椒魚」みたいな怪作はきっと作れない*1。あるいは「転々」とか「人のセックスを笑うな」とかもハリウッドでは難しい。(フランスなら作れそうだけど)
とゆーよーな具合にハリウッドで作れない種類の映画が増えてきたお陰で、相対的にハリウッドの地位が低下しているというのが真相なんじゃあないかしらん?
で、何故ハリウッドで作れない種類の映画が沢山あるかという話は、たぶん町山智浩さんあたりが沢山書いたり喋ったりしているので、そっちを参照の事(笑)。

*1:作りたくないと言うかもしれんが