ハリケーンと治安と銃規制

ハリケーン被災地の治安が急激に悪化しているようです。
元々米国南部の州は銃規制が甘いというのもあるけれど、こういう時に(銃規制云々以前の問題として)民度の低さって出るよな。

こういう事が有ると、進歩的リベラルさんは「今すぐにでも銃規制を」とか言う訳ですが既に市民に銃が行き渡っている状態で下手な規制をすると事態は逆効果になりますわな。規制されて素直に銃を捨てるのは善良な市民の側であって、ギャング達は規制に従う訳が無いですからね。そうするとギャング達だけが銃を持っていると言う絶望的な状況になるし。

既に厳しい銃規制しているカリフォルニア州等では、それに近い状況が既に有ったりする。件の地では新たに拳銃所持の申請をしても、まず受理されないので、タクシードライバー*1等は違法と知りつつ護身用の銃を隠し持つ状況が有ったりする。
…一度出来てしまった均衡は簡単にはリセットできないもんです。

*1:現金を持って走っているのでギャングの標的になりやすい