ツール・ド・フランス 第15ステージ
アルプスステージ開幕!! しかもゴールはラルプデュエズの山頂ゴール!!
というわけで、今日は総合成績を大きく左右する重要なステージ。
- 残り62km。カテゴリー2級山岳の山頂に向かう上り。先頭集団はディスカバリーのヒンカピー、フォナックのメルクス、ランプレのクネゴ、コフィディスのシャヴァネル等を擁する18人。マイヨジョーヌ集団との差は約4分。
- 残り60km。山頂を前にランプレのビーラ、サウニエルデュバルのデラフエンテが抜け出して山頂を目指す。
- デラフエンテを先頭に山頂を通過して長い下りに入った。この下りが終わったらラルプデュエズ!!
- 残り45km。下りに入ってデラフエンテ、ビーラはヒンカピー等のグループに飲み込まれた。先頭グループは15人。マイヨジョーヌの集団との差は4分強。
- 残り16km。先頭グループは登りにさしかかる。マイヨジョーヌ集団との差は3分20秒。
- 残り12km。先頭は飛び出しては吸収されを繰返し。グループは安定しない。
- 残り10km。先頭はCSCのシュレクとランプレのクネゴ。Tモバイルのマッツォレーニとサウニエルデュバルのロバトが追う。
- 残り9.4km。マッツォレーニはクネゴ達に追いついた。後続は8人のグループになって追う。
- 先頭グループでは、クネゴが積極的に引く。後続のさらに後ろではTモバイルのクレーデンとフォナックのランディスが懸命に追う。
- 残り7km。クレーデンとランディスのグループはCSCのサストレ等を取り込んで5人のグループになってペースを上げてきた。デラフエンテ、メルクス、ヒンカピーのグループに追いつきそうな勢い。
- 残り6.5km。メルクスはランディスのグループまで降りてきて引き始めた。メルクスのステージ優勝より、ランディスにマイヨジョーヌを取らせる作戦か?
- 先頭は相変わらずクネゴ、マッツォレーニ、シュレク。マッツォレーニは積極的には引かない感じ。クレーデンを待っているのか?
- 残り5.6km。ヒンカピーが脱落してランディスのグループまで降りてきた。ランディスのグループではメルクスが力強く引きまくる。
- 残り5km。クレーデンがアタック!! すかさずランディスが付いて行く。
- 残り3.3km。クレーデン、ランディスより前には総合上位の選手はいない。実質的には総合トップから4分遅れのクレーデンと1分半遅れのランディスの一騎討ち。
- 残り2.6km。先頭はシュレクとクネゴの二人。こっちもステージを賭けての一騎討ち。
- シュレクがアタック!! クネゴ付いて行けない!! 残り2kmのゲートをくぐった。
- 後続はランディスには登ってきたメルクスが、クレーデンに降りてきたマッツォレーニが付いている。フォナックとTモバイルの2対2の対決になった。
- シュレクが残り1kmのゲートをくぐった、クネゴも数秒遅れで後に続く。
- シュレク、ラストスパート。後ろを確認する。クネゴは来ない。慌ててジャージのチャックを締めて(笑)両手を上げてゴール!!。
- 後続のクレーデンとランディスは同じグループでゴール。
- マイヨジョーヌのペレイロは2分49秒遅れでゴール。
結果、総合成績ではランディスが後から入ってきたペレイロに10秒差でマイヨジョーヌ奪還。
ペレイロも大方の予想より遅れずに良い位置でゴールした。
しかし、クネゴは惜しかった〜。最後の登りでは終始先頭グループを引いてきたの最後にシュレクに勝ちをさらわれて可哀想な感じ。
今日のレースで総合成績ではランディスがかなり有利になってきた。しかし、ランディスは股関節に故障を抱えているという話なので不安もあるらしい。逆にその状態でこの走りが出来るのは凄いとも言えるが。