ツール

ツール・ド・フランス2007第16ステージ 王者の風格ラスムッセンが最難関ステージで最強の証明 (http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=6027)

最後の山頂ゴールで、抜け出すラスムッセンコンタドールがついて行けなかったねぇ。
ここ数日、果敢にアタックしていたんだが、最後の最後で地力の差がでた感じ。
こりゃ、今年はラスムッセンかな?


と、思ったら…

ラスムッセンがツールから退去

だそうです。がーんがーんがーん!!
ただし、ドーピングと判定された訳ではなくて、オフの時、チームに自分の居場所を偽って報告した事が「ドーピング検査を逃れる行為」と取られたそうな。
これって、国際スポーツを良く知らない人には意味が判らないだろうなぁ。
国際スポーツのトップアスリート達は抜き打ちのドーピング検査に対応するために、どんな時も自分の居場所を明確にする必要があるんですよ。
だから、沖縄のリゾートホテルなんのロビーで携帯電話片手に
「ん?、あー、いま仕事。東京に決まってるじゃん。ほんとだって。ちげーよ、仕事でカンヅメだって。バカ何言ってんだよ! 女と一緒じゃねーよバカ!!」
なんて言ってる彼は即効でアウトです(笑)。*1
たしか、陸上の為末大選手が友達と飲みに行って自宅に帰ったら玄関前にドーピングの検査官が待ち構えていた事があったそうな*2

つまり、世界的なアスリートになろうなんて人は、お忍びで旅行しちゃいけないんですよ。
…監視されてるみたいで、あまり良い生活とは言えない気がしますが。


で、さらに…

ツール・ド・フランス2007 モレーニがドーピング陽性、コフィディスはツール撤退 (http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=6038)

ここまでくると1998年のフェスティナ・ドーピング事件並になってきた…。
もう、なにがなんだか。

*1:この例はフィクションです(笑)。

*2:その後、検査官の前で「見せながら」小便をするのだ(苦笑)。