iPod的優位性

iPod』を「自粛」できないマイクロソフト社員たち(http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050204201.html)

マイクロソフト社が本拠を置くワシントン州レドモンドの緑豊かな敷地は、ニューヨークやロンドンをはじめとする世界中の市街地と同じ様相を呈しはじめた。どこに行っても、人々の耳には白いイヤホンがかかっているのだ。
マイクロソフト社の経営陣は、自社の従業員の間で米アップルコンピュータ社の『iPod』(アイポッド)が大流行していることに、苛立ちと不快感を募らせている。
ある上級マネージャーは、匿名を条件に、「携帯型の音楽プレーヤーを所有するマイクロソフト社の従業員のうち、約80%がiPodを持っている。とんでもないことだ」と語った。

いやいや、iPodにはそのくらいの魅力が有るのですよ。


使ってみれば、他のmp3プレーヤーとは一味違うのがよく分かる。


やはりiPodの命はスクロールホイール。
家にあるCDライブラリを全て持ち運ぶくらいデータの件数が多くなったら、あーゆーアナログライクなインターフェイスじゃないとどーしよーもない。
矢印キーによるカーソル移動でも、キーを押した時間によって加速度をつけるという手もあるが、これだと加速度の調整がユーザー側じゃなくて、機械側の都合になるので、速度の調整が思い通りにはならない。これがスクロールホイールなら指で早く回せば早く動き、遅く回せば遅く動くので思い通りの動きが楽になる。
スクロールホイールによるカーソル移動にも加速度が設定されているが、ユーザーが指を早く動かすのと完全に連動しているので、自然な感じがする。
ユーザーインターフェイスにはやはり一日の長がある。