NHKのエビさん

唐沢俊一氏の裏モノ日記(12/19)より
http://www.tobunken.com/diary/diary.html

まあ、海老沢がヨクナイということは議論の余地もないとして、しかし、この番組に対し、本気で怒ってメールしたりFAXしたりという人たちの怒りにも、あまり同調はできない。正当性を背中に負った攻撃というのはついつい、度を越したものになりがちだし、その正義感の根底にあるものを分析すると、単に
「人を馬鹿にしている、不愉快だ」
という個人的な感情のはけ口だったりする。こういう人々は、単に叩く相手が欲し いだけで、往々にして、その相手は(正義を背負って誰からも何も言われず叩けるパ ブリック・エネミーであれば)誰でもいいのである。

相変らず氏の視点は鋭い。もしかすると唐沢氏も論理的に話しても感情で拒絶されるという経験を何度もしているのではないかと思う。
人が人を叩く時の「正義感」は論理ではなく感情なのだが、叩いている本人だけが気付いていないのかもしれない。


一応書いておきますが、私は海老沢氏が悪くないなどとは言ってないので、勝手に擁護派に入れないよーに。(擁護派がいないと批判できなくて困る「正義の味方」さんには申し訳ないけど。)