チェンジ、ザボーガー、ゴー!!

電人ザボーガー (http://www.zaborgar.com/)

新宿バルト9にて鑑賞。


もう、大好き!!(笑)


いや、素晴らしい。
見た所、キャストにもCGにも相当お金と時間をかけているにもかかわらず原作のセコイ部分はセコイまま、ツッコミ所はツッコミ所のまま丁寧に今どきの技術で丁寧にリメイクされている。それは、つまり監督を始めとする制作陣が原作のそのままの姿を愛しているのが手に取るように判る。個人的には、もうこれだけで合格!!(笑)
それなりに原作からアレンジしている部分もあるんだろうけど、印象としては「俺のザボーガー」(なんだそれ?)という感じで、もう大好き。
もちろん、井口昇監督なので、要所々々のキャストをセクシーな女の子に変えたりするのは、まあお約束。というか、井口昇監督らしいところで、それはそれで良い感じ。この辺は子供向けだった原作から一般向けの映画にするに当たってのアレンジという部分もありそう。
キャストも良い感じで70年代テイスト。と言うか、よくこんな濃ゆい人を探してきたな。と感心する。むしろ、後半の主役である板尾創路が一番「薄いキャラ」かもしれない。そのくらい濃ゆい人ばかり。素晴らしい(笑)。
それにしても、キャストが全員楽しいそうで、観てるこっちも楽しくなってくる。監督も撮影しながら楽しくてしょうがなかったに違いない。
やっぱり映画は楽しいのが一番だよ。うん。


と言う訳なので、個人的には絶賛オススメ中。
しかし、辻褄がどうとかリアルじゃないとか言う奴は70年代テイストを理解していないと思われるので観なくて良いです(笑)。



ザボーガーの雄姿