全てはカメラの前で…

パラノーマル・アクティビティ (http://www.paranormal-activity.jp/)

ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
噂の低予算映画。
しかし、予算云々を無視しても結構面白いし、記録映像(風)にした演出も巧い。
ただ、全編を通して「その場面」になると、徹底して重低音をブーブー言わせて観る側の不安感を盛り上げる演出がくどいくらい続くのが少々不快ではあった。それを見越してわざとなのかもしれんけどね。*1
怖いかって聞かれると困る。というか、やたら怖がらせるタイプの映画じゃなさげだし。
で、途中で昔みたある映画を思い出して意識がそっちとの比較になっちゃって、終盤はちょっと醒めてしまった。その映画と凄く似てるという程じゃないだけど、ちょっと一部の設定が…ね。*2


で、問題のラストなんだけども…あれで良いのかなぁ?…という感じ。
映画的には何かしら見せないと終れないのかもしれないけど、あれだったらいっそ、何が何だか分からないままブラックアウトで終っても良さげな気がした。
そういうラストはハリウッド的には駄目が出るのかな?


とは言え、観る人を画面に引き込む感じの演出は結構良いので、そこそこオススメ。
ホラーが苦手な人でも割と大丈夫…だと思う。


はて? なんだろう↓コレ?*3

*1:これ、家庭でDVDとかで観ても、重低音感は伝わらないかもしれない。映画館が箱鳴りする感じだったし。

*2:元ネタが一緒だったりして。

*3:わざとらしい(笑)。