思った事

ハトヤマ政権雑感

3ヶ月でいろいろ思ったことなど

  • 基本他人事
    • 首相本人に「自分が日本国の政治の当事者である」という認識が希薄。というか、殆ど無いように見える。総理大臣どころか政権内に評論家は必要ないらない。評論は政権外の人間がする事。
  • 誰にも嫌われたくない
    • 金持ちにも貧乏人にもウヨクにもサヨクにも沖縄の市民にも政権内の他の党にも、そしてアメリカにも中国にも韓国にもロシアにも、おそらく全ての人から嫌われたくないという意思が見える。もちろん進んで嫌われる必要は無いけど、政治と言うのは「利害の調整」以外の何物でもないのだから、どこかで誰かしらが多少の痛みを伴うのは必至。でも、嫌われたくない坊ちゃまにはそれが出来ない。だから何事も先送り。結果、全ての人に嫌われることになりそうではある。
  • 性善説馬鹿
    • 以前からハトヤマの性格として思っていた事が感染して政権内に広がってる感じ。物事を決める時に「その決定を悪用する人」「その決定の副作用」を思いつかない。まるで官僚以外の世界中の人が善意に満ちた人達みたいだ。
  • 結局オザワの傀儡なのでは?
    • …たぶん、そーだよ。幹事長なんていう「党」の役職に留まって政権内に自分では入らないってのは、つまりそういう事。党の役員という事で党内に権限は行使するけど、政府の人間としての責任は取らない。賢いけど、究めてズルイ位置に居る。


ちなみに、現在のオザワ氏による独裁的な党運営(が政権運営であったりもする)をしている理由は…たぶん焦っているのだ。焦っているように見せてはいないけれど「今じゃなければ実行できない」「次は無い」という意識が大きいのでは無いだろうか?
もちろん、次は無いというのはオザワ氏にとってであって、国民にとっては知ったこっちゃ無いのだが。(苦笑)