最後。と、最初

しんぼる (http://symbol-movie.jp/)

お馴染みのユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
これは、凄い。
面白いかと問われると微妙か…、でもやっぱり面白いのかもしれない。
どこがどう凄いのかを書くと完全にネタバレになりそうなので書けない。
けど一つだけ。これは「お笑い」では無い。序盤に閉じ込められた松本人志扮する主人公(名前は不明)に、次から次へと「しょーもない事」が起きるので、確かに笑いはチラホラと起きるのだけど、大半の時間は「この作品は何処に向かおうとしているのか?」という疑問で一杯なんだな。で、終盤に一気に意味が読み取れてきて、最後には行く所まで行って必然の様に唐突に終わる。
一行でストーリーを(ネタバレしないように)書くと

「閉じ込められた男の最後。と、最初」*1

とにかく不思議な映画だ。
「ごっつ」のコントみたいな映画を期待していると、完全に裏切られる。
けど、それなりに映画やSFを観てきている人だったら結構楽しめる筈。
オススメ。

*1:さあ、何の事か判らんだろう(笑)。