ランスはアスタナへ

ツール7連覇のアームストロングがアスタナで現役復帰 (http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=9342)

ああ、アスタナに決まっちゃったようです…。
今のエースのコンタドールとの関係が気になるけど…、

アスタナには2007年にツール・ド・フランス、2008年にジロ・デ・イタリアブエルタ・ア・エスパーニャを制した三冠王アルベルト・コンタドール(スペイン)が在籍している。コンタドールに関してアームストロングは「彼と一緒に走ることを楽しみにしている。アルベルトは現在地球上で最高の選手だ。それを理解して尊重しなければならない。今は彼のようなスピードで走れないよ」と、同チームで走ることを問題視していない。

という事はランスがコンタドールをアシストするという事だろうか?
でも、ランスは現役時代も7年間ずーっと他人のアシストなんかした事無かったよな。エースでチームのボスとしての仕事は確かだろうけど、アシストとしての能力はどうなんだろ?
ランスがコンタドールの為に前を曳くとかコンタドールのバイクがパンクした時に自分のホイールを差し出す所なんて想像もつかないよ。
で、コンタドールは…、

スペインのマルカ紙は「アームストロングの加入によりコンタドールのチーム離脱も有り得る」と報じていたが、チームウェブサイトの中でコンタドールは「プロスポーツ全般を見ると、チーム内に2〜3人のチャンピオンがいても不思議ではない。世間はチーム内の軋轢を期待しているようだけど、ランスに対して悪い感情は持っていないよ。彼は僕の模範であり続けたし、彼の加入は僕のモチヴェーションを上げてくれる。もちろん僕の2009年シーズンの目標は明らか。ランスやチーム首脳陣と来シーズンに向けて話し合わないといけない」と述べている。

なんとなく含みのある表現だな(苦笑)。


それはともかく、ランスが無給で走るというのだけは止めて欲しい。
自転車の、それもロードの選手というのは経済的に必ずしも恵まれていない。ランスのようにスポンサーとの契約だけで食べて行けるような選手は極めて少ない。
そんな中でスター選手が無給で走るのは、現役選手のギャラの交渉に悪い影響しか及ばさない。
曰く「あのランス・アームストロングだって無給なんだから…」と言われかねない。
現役バリバリの選手にとっちゃ良い迷惑。