アムステルダム悲劇

レンブラントの夜警 (http://eiga.com/official/nightwatching/)

テアトルタイムズスクエアで鑑賞。
ストーリーは公式サイトを見てもらうとして…、非常に評価が難しい映画という感じ。
全編舞台調、オランダが舞台だけどイギリス映画らしくシェークスピアばりの悲劇になっている。
レンブラントが市警団を告発を意味する肖像画を描き、それに対して(町の名士である)市警団の面々がレンブラントを追い込んでいく…という展開は(どの程度史実に基づくのかは微妙だが)かなり嫌な感じ。
イギリス人から見るとオランダ人はこういう風に見えるのかと思わせる部分もあって、少々後味は悪い。
舞台となっている時代のヨーロッパに関する知識が私にもうちょっと有ればもう少し面白く観れたのだろうか? という気もする。


ちなみに劇場は満席。面白くないとは言わないけど満席になるほどの作品かなぁ? という気もする。
それと、日本語字幕が練れていない感じで、ちょっと冗長。序盤は台詞が多いので画面と字幕を両方消化するので精いっぱい。以後のストーリーに関わる伏線を示す台詞が多いだけにちょっと残念。