80年代的

グミ・チョコレート・パイン (http://www.gumichoco.com/)

テアトル新宿にて鑑賞。
映画冒頭に「この映画は地味だ」と謳ってはいるが、いやいやどうして、ちゃんとした青春映画。
映画的な嘘っぽい展開やらカタルシスが無くても、それはそれでちゃんと成立してるよ。
難を言えば、主役の男の子がちょっと格好良すぎ(笑)。一応役作りで格好悪く成る為に太ったらしいけど、それでもまだ「モテない高校生」には見えない。ジュノン・スーパーボーイともなると、そうそう簡単には格好悪くならないんだな(笑)。
それと、この映画は青春映画なんだけど、ターゲットは30代から40代前半くらいだよな。その点ではヒットするかと問われると、うーむと唸ってしまうけど。
ともあれ、80年代に悶々としてた人達*1は観てみても良いかも知れない。

*1:というか、いつの時代も十代の少年の過半数は悶々としている筈だ(笑)。