「徴兵制あってしかるべき」 東国原知事が持論展開 (http://www.asahi.com/politics/update/1128/SEB200711280014.html)
国防という面から考えると、1〜2年で居なくなっちゃう事が分かっている民兵の訓練に金を掛けるのはコスト的に無理。
大量の民兵が必要なのは、アメリカみたいに他国に進駐するか、イスラエルのように国内で日常的にテロや戦闘が繰り返される国の場合。
日本は原則的に専守防衛の島国なので、頭数よりも装備&設備に金を掛けてそれを扱うプロを養成したほうが結果的に安く上がると思う。
東国原知事の言うように教育的な効果を狙っているんだったら、それは自衛隊の本来的な仕事じゃない。
たしかに、徴兵には社会からこぼれ落ちた人の受け皿という意味合いもある(あった?)んだろうけど、日本の国防費にそんな余裕があるとは思えない。だいいち左寄りのマスコミからしたら自衛隊は「悪者」だ(苦笑)。社会からこぼれ落ちた若者の受け皿となる組織が社会的に「悪者」になっていては受け皿としての意味が無い*1。
