問題はアンタの中の矛盾の方じゃないのか?

君が代伴奏拒否:教諭の敗訴が確定 最高裁判決 (http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070228k0000m040012000c.html)

今となっては、「君が代」という曲に妙な神性やイデオロギーを感じている人たちは、この教師のような人達しか残っていないんじゃないかと思う。
逆説的だけど、彼らが叩く所謂「ネット右翼」的な人たちのほうが、この曲にイデオロギーを感じる率は低いと思うんだけどね。
音楽はただの音楽にしか過ぎない。という事実はこの教師のように曲に神性を感じている人には理解できんのかもしれんなぁ。
例えば、アドルフ・ヒットラーワーグナーの曲に心酔して一種の神性を感じていたのは有名な話だけど、ワーグナーの曲を演奏しろと言われたからと言って「ナチスの思想を強要された」と言い出す奴は居ないと思うがどうか?
だって、音楽は音楽でしかないんだから。*1

で、そもそも国の命令なんて聞きたくない人が公務員になるという時点でかなり矛盾しているんだけど…。ようするに一般の企業に就職出来ないから公務員になるんじゃないのか?
ちょっと仕事を頼む度に「私の思想・良心の自由によって拒否する」とか言い出す「面倒くさい人」を採用したいと思う企業は、そうは無いよ。

*1:その曲が良い悪いというのはまた別問題。私にとっても、曲としての「君が代」は今ひとつの感は有る(苦笑)。