サイレントマジョリティとは何にでも使えるジョーカーである

イシ○イラの小説を読んだほうがいい?読まなくてもいい?

◇ふー、びっくりした

 うーん、今回は簡単だとぼくは思っていた。だって、僕の小説は売れてるしテレビのコメンテーターだってやってるものね。これからもずっと読み続けてもらわなければいけないのだ。この質問のこたえなんて考えるまでもない。けれど、最近のぼくの作品を、みんながどんなふうに感じているのか、それが探りたくてこのテーマにしたのだ。
 するとあらら、不思議。寄せられたのは厳しい作品批判、酷評のメールばかりだった。なぜなのかしらん? というわけで、今回は多数を占める「読まなくていい」派からいってみよう。
〜中略〜
 今回のこたえは数字のうえでは「読まなくてもいい」派が圧倒的だったけれど、応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。僕の小説は読んだほうがいい。

※この文章はフィクションであり、実在の小説家とは全く関係が有りません。
(参考URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/shirokuro/news/20061031ddm013070105000c.html)