たぶん無理

総務省がWeb用「ウソ発見器」を開発へ(http://slashdot.jp/articles/06/08/26/1535206.shtml)

たぶん論理的に不可能。
たとえば、「この文章は嘘です。」と書かれたら、それは嘘?本当?
それと、もう一つ言えるのは語られない真実が存在した場合、それは嘘発見器では検知できないという事。
これはマスコミの得意技なんだが、恣意的に世論を誘導するために一方の事実しか伝えず他方の事実を隠蔽するような工作を機械的に検知することは絶対に不可能。

例えば

  1. 警察官が職務質問中に質問を受けている人を射殺した。
  2. 撃ち殺された人は、撃たれる前にナイフを振り回し警官に襲い掛かってきた。
  3. 一緒に居たもう一人の警官はナイフで刺されて重症を負った。

という事実が有った場合に、1のみを書き込んで、2,3を書き込まなかった場合でも決してそれは嘘ではないという事になる。
こういう伝え方をした場合、それは嘘ではないが確実に「騙し」になる。でもそれを機械的に検知はできない。

と考えていくと、予算獲得の為のダミープロジェクトかもしれないという所まで勘ぐりたくなる。