ツール・ド・フランス 第9ステージ 速報
170km弱のド平坦ステージ。
以下雑感。
- 例によって例のごとく序盤から逃げが決まる。今日は3人。
- コースが殆ど平坦なので、逃げは決まっても最後まで逃げるのは難しいだろう。
- それでも一時は集団から7分以上離した。が、集団も徐々にペースアップ。
- 全般的に森の中の道を通るが、沿道に観客が多い。いいなあ。
- 集団はランプレとクイックステップ、クレディアグリコルあたりが積極的に引いている感じ。
- 森の中の一本道を大集団が走って行く姿ってのは美しい。
- 残り30kmくらい。逃げの3人で何か話している。逃げ切れるかどうか相談か? 差は3分弱。ちょっと難しいか。
- レースに直接は関係ないけど、ここ2〜3年、フルカーボンのフレームが多くなってきて、アルミフレームの極太メガチューブが減ってきた。シルエットだけは昔ながらのロードバイクの姿が戻ってきた感じがして好ましい。すでに金属ですらないんだけどね。
- 残り20kmくらい。差は2分程。思ったほど集団のペースが上がっていない。ゴール直前で逃げを取り込むつもりだろうか? そのほうがカウンターアタック*1し辛いから上位のチームにとっては有利なんだろうけど、
- 残り16km。逃げグループからミルラムの選手(クネース)がアタック!! しかし残り2人もすぐさまペースを上げて追いつく。アタック失敗。
- 残り10kmを切った。差は1分程。逃げ切れるかは微妙。
- 残り5kmくらいで逃げの3人がアタックの応酬をし始める。逃げ切りを意識し始めたか? 集団との差は20秒くらい。
- 残り4km。逃げの3人は既に集団に飲み込まれる。
- 残り2km。集団の速度も上がって一列棒状。
- ゴールスプリント。ボーネンが先行、すぐ後ろからツァベルが上がってくる。後ろからフレイレ、マキュアンが上がってきてゴール前で飛び出す。マキュアン、フレイレがほぼ同時にゴール。その後ろにツァベル、ボーネンが横並びで続く。
- 写真判定でフレイレの勝利。
*1:先行する選手をとらえた瞬間にペースを上げてアタックすること。追いついた瞬間というのはペースが落ちやすいのでアタックが決まりやすい。