ノイズ

エリ・エリ・レマ・サバクタニ(http://www.elieli.jp/)

テアトル新宿で鑑賞。

自分の意志とは関係無く自殺してしまうウィルス性の病。そして、何故かライブでその音を聴いた人は死を免れるという二人のミュージシャン。しかし、その音楽は癒しとは対極とも言える過激なノイズミュージック。
コンセプトからして面白い。
しかし、劇場内で爆発する大音響のノイズサウンドは快と不快を行き来し、露骨なまでに神経を逆なでするので、苦手な人は耳を塞ぎたくなるかもしれん。まあ、見る人を選ぶ映画だな。

しかし、中原昌也氏と浅野忠信氏の二人が色んな物でノイズを作り出すシーンがあるんだが、そのシーンでの中原氏の楽しそうなこと、楽しそうなこと(笑)。中原氏にとっては正に本業ともいえるノイズミュージックをスクリーンの上で思う存分プレイできるんだから、そりゃ楽しいわな。
久しぶりに「暴力温泉芸者」のCDを引っ張り出して聴きたくなった*1

*1:でも、きっと一曲くらいしか耐えられないかも(笑)。