対Amazon?

“街の力”でAmazon対抗――神保町の書店ネット(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0512/01/news073.html)

児玉部長によると、神保町の書店は相互に協力しあってきた。自社の店舗に在庫がない書籍に関しては、「近くの○○書店なら、この分野に強いから置いてありますよ」などと案内することも多かったという。「本屋が集中している小さな町で、反目しあっていたら生きていけない」

なんの事は無い、もともと神保町ってそういう街だったと思うのだが…。やっぱりバブル期に多くの書店が廃業して店と店の連携が希薄になってきたって事も関連するんだろうか?
私なぞは書店で買える本は極力買いに行く事にしているのだが、Amazonが台頭するってのは、書店に置いて有る本が圧倒的に新刊本に偏っているという事じゃないのかと思う。出版不況だか何だか知らないが、欲しい本はあっという間に店頭から消え、店頭から消えるとあっという間に絶版になってしまうんである。店同士のネットワークを密にしたところで絶版になった本が、また店頭に復活する訳ではない。
fukkan.comのようなサイトが何故生まれるのかを考えて欲しいもんである。