タイムトライアル

ツール・ド・フランス第20ステージ速報

総合4位のウルリッヒからのプレッシャーがあったのか、総合3位のラスムッセンがスタート直後に落車。しかも、その後に自転車のトラブル(パンクか?)で交換。その自転車も調子が悪かったんだか、また交換。その後、路肩に乗り上げてまたもや落車。ラスムッセン踏んだり蹴ったり。
この時点で序盤から飛ばしていたウルリッヒの総合3位以上がほぼ確実になる。後から続く総合2位のバッソとの差と、マイヨ・ジョーヌのランスとの差が気になる。ついでにステージ優勝の行方も気になってくる。
前を走るウルリッヒはチェックポイントで次々と(ヴィノクロフ等の)タイムを更新。後に続くバッソのペースが徐々にウルリッヒのペースから遅れてくる。これはウルリッヒがステージを取るかと思っていると、バッソの後から来るランスが、ウルリッヒのタイムをじゃんじゃん更新。もう容赦ないくらいタイムを塗り替えていく。

最終的なステージ順位は、1位ランス、2位は23秒遅れでウルリッヒ、3位はトップに1分16秒遅れでヴィノクロフ
バッソはトップから1分54秒遅れの4位。
ラスムッセンはこのステージ、トップから7分47秒遅れの77位となり、総合でも大きく順位を落とした。*1


いや、ランス強い。
ほぼ、総合優勝が決まっているからウルリッヒに譲るかとおもったんだが、そんな気はさらさら無しという感じでガンガン言ってました。ウルリッヒも初日のタイムトライアルとは別人のように強かったが、ランスはそれ以上に強すぎる。

総合順位は、1位ランス、2位バッソ、3位ウルリッヒ
慣例に従って明日の最終ステージが集団によるパレード走行(と、シャンゼリゼ・ゴール争い)となれば、ランスがそのまま優勝し、前人未踏の7連覇を達成するはずだ。

*1:のではあるがラスムッセンは既に山岳賞が確定しているので、総合順位がどうであれ表彰台である。