その昔、この国の民は神を…

ガルム・ウォーズ (http://garmwars-movie.com/jp/)

T・ジョイPRINCE品川にて鑑賞。
で、


ゼントラーディの物語ダイジェスト版。


と言った趣。*1
てか、全く別の作品の種族名を出してしまったけど、まあ本当にそんな感じ。
ダイジェスト版と言うのも、予算の所為なのか時間の都合か配給会社の都合か判らないけど、これもまたそんな感じ。
ストーリーもここまでで判る人は判っちゃうかもしれない感じのアレ。


しかしまあ、流石に映像は綺麗。と言うか、この映画の場合は「動き」よりも「絵」を重視したようにも見える。それくらい一枚の絵として力の有るカットが多かった。けど、押井監督は既にアヴァロンであそこまでのモノを提示してたので驚きはあまり無し。うむむ。


で、最初に書いたダイジェスト感がかなり気になった。なんか冒頭からラストまで重要なシーンやカットが無くなっている印象が拭えなかった。お陰でストーリーそのものはシンプルなのに登場人物の動機が最後まで判りづらく、飲み込みづらくなってた。これはかなり残念。


まさか、また3ヶ月後くらいにディレクターズ・カット版を上映するんじゃないよな?(苦笑)


けど、それで完成度が上がるならそれでも良いかな。という気もする。


ともあれ、全編例によって例のごとくの押井守節なので、そっち系のファンの方にはオススメ。何も知らずに観に行く…事は無いだろうけど、まあ知らない人には薦めません。(苦笑)

*1:※かなりネタバレ