I'll be back?

ターミネーター:新起動/ジェニシス (http://www.terminator-movie.jp)

ここんとこ続いてるユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
で、


これはアレだ。規模の大きいサマータイムマシン・ブルースだな。(違)


と言うネタバレ(嘘)はともかく。
ことごとくターミネーター3と4を無かった事にしてしまったなぁ。(しみじみ)
というか、もしかすると2も無しになってるのかも。いやいや、もしかしたらターミネーターシリーズ全部無かった事になるのかも…。
というくらい、ターミネーターというシリーズそのものに突っ込んだストーリーになってた。
序盤は主にターミネーターの1と2へのオマージュがとてつもなく多いので、過去作を観ている人にとってはニヤニヤが止まらないくらい楽しい。
ところが、ある時点で過去作を全く無しにしてしまう超展開。この辺りから、脳内は時系列の整理と推測に忙しくなるんだけど、じっくり考える事を許さないタイミングでド派手なアクションシーンが入るので、よく言えば矛盾を感じさせない、悪く言うと誤魔化されてる感が、ちょっと有る。(苦笑)*1
でもって、ラストにかけてもう話が終わりそうな所まで来ても、ちょっと伏線を匂わすシーンが挟まれたりして、これは大丈夫なのか? と思ってたら、偽エンドロールの後に……なるほど、そう来たか。これが新起動か? 良いのか?(謎)
という事なので、エンドロールが始まっても席を立たないほうが良いです。



あと、ちと気になったのが、サラ・コナーが童顔巨乳だ(笑)。いや、そういう人は嫌いじゃないけどサラ・コナーとして、それで良いのか?
さらに、カイル・リースが、どうにもこうにも弱く見える。それで良いのか?


というわけで、ストーリー的にもキャラクター的にも釈然としないモノが残らないでもないけど、夏休みにお気楽に観る映画としては、わりとオススメ。


そうそう、事前にターミネーターの1と2は観ておいたほうが、色々と楽しめます。たぶん。

*1:てか、そもそも、シュワ型 T-800 は何者なのよ? 事ある毎に旧式を名乗ってるのに、いろいろと知りすぎだろう。でもって、肝心の部分は記録に無いとか、どーゆー事よ?