監督の脳内

リアル鬼ごっこ (http://realonigokko.com)

ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
で、


私はとんでもなくヘンな映画を観た!(またかよ)


いやー、これはひどい。(笑)
てか、予告編サギだ。(笑)
てかてか、公式サイトも嘘ばっかだ。(笑)
これから観るという奇特なアナタ!コレ、そんな映画じゃないから!(笑)


いやー、もう最初から最後まで「どーしよー」と思ってしまう怪作だった。いやはや。
全体的には不条理劇を映画にした感じで、最初の方こそ大林宣彦監督の初期作品的な感じは有ったんだけど、最終的には「幻の湖」を思い起こさせる「どうかしてる」映画になってしまった感じ。いやはや。
監督が原作を読まずに撮っただけあって、全く「リアル鬼ごっこ」じゃないし。いや、まあ原作通りに作る必要も無いかもしれない原作だけどさ。(コラコラ)
それにしても、誰も園子温監督を止めなかったんだなぁ。(しみじみ)

とりあえず、主演(?)の三人は大熱演ではある。それと脇を固める女性陣が揃いも揃って「いかにも園子温映画で脱がされそうなチョイエロ顏」ばかりなのにはちょっと笑った。いや、メイクでそれっぽい顔にしてるんだろうけど。
それから、また主人公が「ミツコ」だ。
監督はミツコと言う名前に相当な思い入れだか恨みだかが有るんだろうか?(苦笑)


とにかく、これはもう監督の妄想を映像に定着させた怪作で有る事は間違いないと思う。
オススメするかと言われたら勧めないけど、園子温監督の脳みその中を見てみたい人とか、観て困ってしまう様な怪作をみて、やっぱり困ってしまいたい人にはオススメ。(笑)