ドラグノフ・ウーマン + 忘れじの地下迷宮

THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章 (http://patlabor-nextgeneration.com/episode0809.html)

ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
で、


もう、このシリーズはこんな感じなのね。


という感じ。(なんだそれ?)
いい加減、リアリティ・ラインが低くなったな〜。と思うとシリアスな話が来るという、まあパトレイバーってそういう話だったな。というのを思い出す感じ。
結構酷評している人も居るみたいだけど、そういう人は映画版じゃなくてテレビ版やOVA版を見直せば良いんじゃないかな?

とは言え、「アニメならともかく、実写でコレは無いわ〜」と言われたら、まあ反論出来ない気もしないでもない訳だが。(笑)

エピソード8 遠距離狙撃2000

カーシャ格好良いシリーズ第二弾。
今度はスナイパーとしてかつての恩師と対決する。と、予告編の内容だけでほぼネタバレというか全編を言っちゃってる感じなのだけど、この話は徹底してスナイパー・カーシャの格好良さとドラグノフの連発動作と.50口径単発の対物ライフル*1の破壊力を堪能する映画。だと思う。
日本の警察が用意するライフルなのにドラグノフだったり、ASSULT GIRLS や .50 WOMAN にも登場したレイM500をテロリストに使わせたり、と徹底して押井守総監督の好みが反映されている感じ。


しかし、それよりも何よりも、ドラグノフを構えるカーシャこと太田莉菜が美しく格好良い。
そのシーンだけずっと眺めていたい。

エピソード9 クロコダイル・ダンジョン

どっかで観たような話だなぁ。と思ったら、これってば「地下迷宮物件」と「ダンジョン再び」の続編というか「ダンジョン再び」のストーリーをこのシリーズのキャラクターに置き換えて再構成したような話だった。
ウィザードリーのネタが鏤められてたり、エイリアン2の序盤のアレが入ってる辺りも件の話と同じ。
思ってたよりも、押井総監督は地下迷宮の話が好きだったんだな。そう言えば、映画2作目もある種の地下迷宮が出てきたから、元々こういう話が好きなんだろうな。とか思った。


で、まあ、なんだ。
テレビシリーズやOVA版と同じように、この話も徹底してリアリティ・ラインが低いので、映画的な盛り上がったラストは期待しない方が良いです。(苦笑)*2

*1:レイ M500

*2:あれ? ネタバレか?(笑)