サッカーからのメッセージ

We are REDS! THE MOVIE〜開幕までの7日間〜 (http://wearereds-themovie.jp/)

ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞。
で、


単純な浦和サポーターの自画自賛になっていなかった。


冒頭は、アウェーでの2014年Jリーグ開幕戦。
そこから一週間後埼玉スタジアムでのホーム開幕戦までの日々を淡々と描いている。
そこには、素顔の選手達と古参サポーター達、球団スタッフ達のインタビュー等で構成されていて、正直な所浦和のファンやサポーター以外には全く面白みの無いであろう自慰的な映画になっていっている。
個人的には森脇はオチ要員なのだとか、平川が饒舌に喋ってるのを初めて観たとかいろいろ思う事は有るには有るのだけど、それはまあ置いておく。


そして、ホーム開幕戦を迎えて、サポーターの自画自賛が頂点に達した所で、唐突に物語が反転する。


おそらくは追加で撮影された、ある映像と画面に大きく書かれた強いメッセージにガツンとやられた。
事象としては決して良かったとは言えない事なのだけど、その事象がこの映画に大きな「意味」を付け加えた印象。


この映画はたぶん浦和のファンとサポーターしか観ないだろうけど、終盤のメッセージは全てのサッカーファンに見て欲しい気がする。かなりオススメ。