宇宙でポン

ゼロ・グラビティ (http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/)

ユナイテッドシネマ豊洲にて2D版を鑑賞。
で、


宇宙怖い!(笑)


もう怖い。下手なホラーより怖い。いや参った。(苦笑)
この映画はぶっちゃけると、宇宙で事故に遭った宇宙飛行士(宇宙飛行士と言っても、専業の宇宙飛行士ではなく特定のミッションの為に同乗した技術者。))がいかにして生き延びようとするかのサバイバル映画と言うだけで殆ど全てを言い尽くしていると思う。
しかしまあ、その宇宙空間でのサバイバルが非常にリアルに描写されていて面白かった。
まあ、なんだ、怖いね。(笑)
事前情報から判断して、3D版は酔いそうな気がしたので2D版にしたけど、まあとりあえず正解。これ3Dだと酔ってエラい事になりそうだよ。そのくらいグルグルが凄かった。
で、展開的にも手に汗握ると言うか、悲鳴を上げそうな状況が続いて面白かった。まあ心臓には良くないけどね。(笑)


ただ、ちょっと気になる描写が有ったのも事実。とある場面で冬山遭難のアレ(?)的な展開が有るのだけど、「そこでワイヤーが突っ張ったら反発するんじゃね? 流されるって何よ?」とか思ってしまった。ちょっとここは物理法則的におかしい描写だった。しかも、それはハリウッド的ドラマを成立させるための方便だってのが観てる側にも分かっちゃって、そこけは興醒め。
で、スペース・デブリの発生の元がロシアによる衛生爆破とか、中国のソユーズもどきはロシアのコピーだからとか何とかとかとか…。まあ、そこもまたハリウッド的。(苦笑)
あと、これは私にソレもんの知識が無いから疑問に思ってるだけなんだけど、国際宇宙ステーションも中国嚢中ステーションも、人が滞在していない時に余分なソユーズを付けてたりするもんなのかね? そんな無駄な事をするかなぁ? とか思ったんだけど。どうでしょう?


ともあれ、宇宙空間を舞台としたパニック&サバイバル映画としては充分に面白いのでオススメ。