Mail 起動せず!!
いつもの様に Mailを起動したら、いつのまにか Mail のフォルダ一覧からスマートメールボックスが消えていたので「…なんだ?」と思いながら、スマートメールボックスを再度作成して試しに開いてみたら、処理待ちカーソルになって、しばらくしたら「メール が予期しない理由で終了しました。」とか表示されて落ちてしまった。
「…なんだなんだ?」と思って再度開いたら、今度はすぐに「メール が予期しない理由で終了しました。」。
この後、何度開いても同じ。
ここらへんで、もう大汗なのだけど、とりあえずネットを検索して、対処方法を検討。
~/Library/Mail 以下を Time Machine から復帰させてみたり、MailData 以下にある *.plist ファイルを消してみたりと、いろいろやって、「メールメッセージを読み込む」画面が表示されたりもするのだけど、その画面で読み込みが終了した直後に予期しない理由で終了。
Time Machine でもっと前のデータを復帰してみても同じ。もうお手上げ。(苦笑)
かくなる上は OS X 10.9.1 で Mail が改善されている事を期待して OS をアップデートしてみたけど、結局同じ。完全にお手上げ。(笑)
どうするどうする?
ここにきて、以前から気になってた Thunderbird への移行を考える。
色々調べたり考えたりした結果、OS X Mavericks の Mail は色々とトラブルが多いらしい…。
そして、今の Thunderbird には検索フォルダという Mail のスマートメールボックス相当の機能が有って、今の Mail の使い方でもそのまま使えそう…。
とりあえず、移行を試してみる事に。
Mail から Thunderbird へ移行
Thunderbird のメールアカウントは手入力でも大した手間ではないので、とりあえずアカウントを作成。
メールデータは Thunderbird の「設定とデータを読み込む」で読み込もうとしたら、この機能は今のバージョンの Mail に対応してないみたいで、 Apple Mail を選んでも、「読み込み可能なメールボックスがありません。」とか言われてしまう。
他に移行の方法を探してたら、Mail のメールデータが入っている *.emlx ファイルを Thunderbird で使われている mbox 形式のファイルに変換する、emlx to mbox Converterというソフトが有った。これは複数の *.emlx ファイルを一つの mbox に変換することが出来るらしい。
なので、以下の手順でメールデータを移行することに。
- Thunderbird を起動してローカルフォルダ以下にフォルダを作成。
- Thunderbird をいったん終了。
- emlx to mbox Converter で ~/Library/Mail 以下の階層(の何処か)にある *.emlx ファイルをメールボックス毎にまとめて、mbox に変換。
- emlx to mbox Converter で作った *.mbox を開いてその中にある mbox ファイルを Thunderbird で作ったフォルダと同名にリネーム。
- ~/Library/Thunderbird/Profiles/ほげほげ.default/Mail/Local Folders 以下に出来ている 1. で作ったフォルダと同名のファイルを削除してリネームした mbox ファイルに置き換える。
- Thunderbird を起動すると、さっき作ったフォルダの中に、Mail から移行してきたメールデータが入っている。一応メールを幾つか開いたりして確認。
- 以上の処理を移行したいメールボックスの数だけ繰り返す。
幸いしたのは、Mail ではメールボックスの振り分けで管理しないで、少数のメールボックスにメールを貯め込んで、管理はスマートメールボックスで行っていた事。
なので、移行するメールボックスの数が少なくて助かった。
で、とりあえず今はちゃんとメールは読めてるし送信も出来てて、過去のメールもちゃんと見れたり検索したり出来るので、とりあえずOK。
ただ、スマートメールボックスの代用である検索フォルダを「未読」とか「7日以内」とかしか作ってない。まあ、これは必要になった時にその都度作ってもさほど手間ではないし。
ちなみに、 アドレスブックは殆ど使ってない(!)ので、移行は後回し。てか、やらないかも(笑)*1
*1:だいたいアドレス入力のサジェスト機能とコピペでなんとかなるよね?(笑)