レンタネコ (http://rentaneko.com/)
ビルが売却されるらしい銀座テアトルシネマにて鑑賞。
で、
猫、フリーダム!!
もう、これは本当に猫のフリーダム具合を見る為の映画(笑)。
一応レンタネコ屋という架空の(そりゃ架空だろう)商売を営むサヨコさんの不思議な生活とレンタネコ屋のお客達の話がオムニバス的かつコント的に展開されるのだけど、まあ注目すべきは猫達のフリーダム具合だ。
この手の猫映画に有りがちな「演技させられる猫」という感じは殆どしない。むしろ役者の方が自由に動き回る猫に合わせてアドリブで対応している感が凄い。
さらに、客が変わることによって繰り返される同じやり取りだったり、ちょっとだけ毎回違ったりする部分も観ている人をクスリとさせられる。うん、やっぱりコントっぽい。
ちょっと穿った見方をすると、荻上監督的に「もたいまさこ三部作」*1が完結した後の箸休め的な位置付けなのかもしれない。そのくらい軽い仕上がりの小品という感じ。
そんな感じなので、肩の力を抜いてサヨコさんと猫達の妙な空気感を味わうのが吉。
そして、猫好きの人には、大オススメ(笑)。
