私は駄目でした

モテキ (http://www.moteki-movie.jp/index.html)

優待ポイントが余りそうだった事もあって、ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。
で、


うーん、ちょっと付いて行けない(苦笑)。


まず、初っぱなから長澤まさみ演じるみゆきの魅力で主人公の幸世が引張られていく、というのに観客を乗せる感じがあるのだけど、肝心のみゆきのキャラクターが私は凄く苦手だった(苦笑)。正直、美人で可愛くてスタイルも良いけど、ちょっと好きになれないというか好きになりにくい感じ。ちょうど、劇中で主人公の親友の島田が言っている事が、まさ我が意を得たり。*1
で、そこに乗り遅れると、完全に付いていけない。
幸世が惹かれていく姿にも感情移入できない。
つーか、主人公の幸世自体、ちょっと無責任でヤな奴じゃない? とまで思えてくる。
そこまで思ってしまうと、もう完全に最後まで置いてけぼり(笑)。
まいった(苦笑)。


ただ、最初にみゆきのキャラクターに惹かれた人はたぶん最後まで付いて行けるんだろうし、こういう女性に惹かれる人が存在するのも良く判る。
でも私は駄目。御免なさい。
要所々々のコネタは笑える部分も有るんだけど、肝心のストーリーに入り込めないので、ちょっとコントっぽい印象しか残らなかった。


まあ、とはいえ付いて行ける人にはとても面白いのかもしれないし実際にヒットしてるらしいので観てない人は観ても良いかもしれまへん。

追伸:
殆どチョイ役にまでなってしまった仲里依紗ですが、また役柄の広がりが増した感じで凄いっす。つーか、これは仲里依紗という役者をいろんな映画で観ていないと把握できないだろうけど、この人はもしかすると日本映画に降り立った怪物なのかもしれない。天才女優とかそういうレベルじゃない感じまでしてきた。末恐ろしい。

*1:なんて言ったかは書かない(笑)。