電話のベルが鳴った…

探偵はBARにいる (http://www.tantei-bar.com/)

ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
例によって原作は読んでいない。


ちゃんとした娯楽映画。
面白かったっす。


ちょっとドジでお人好しの探偵と、飄々とした相棒のコンビが定番と言えば定番なのだけど、大泉洋松田龍平がよくハマっていて良い。原作もシリーズ物らしいんで、映画もこの二人でシリーズ化されそう。というか、この二人が主人公の別の話も観たいぞ。という感じ。
ストーリー的には、(最後まで見ると)今どきちょっと珍しいくらいに善人と悪人がハッキリ別れてるんだな。なので、見終わった後は王道の娯楽映画だったという感じで、後味は良い。
主人公以外のキャストも無駄に豪華(苦笑)。というか、「それだけ?」という感じの勿体ない使い方をしている部分も有る。そこはまあ、観てもらえれば判る筈。
ミステリー要素的には、ある程度話しが進んだ辺りでオチは読めるんだけど、そこは余り気にする種類の映画じゃなさげ。けど、「探偵だったら途中で気付けよ!」と思わないでもないな(苦笑)。
さらに微妙に辻褄がご都合主義な感じもしないでは無いけど、そこは許容範囲内。というか、これ映画だからOKっしょ? というレベル。


と言う訳で、割とすんなり観れてすんなり楽しめる娯楽映画の佳作だと思う。オススメ。