WWDC

iCloud (http://www.apple.com/jp/icloud/)

なんか色々発表された。
全体として見ると、どうやら今まで Mac(or PC)を iOSバイスで使用するメディアのハブとして位置づけていた物をネット上に移行するというのが Apple の意図みたい。
iOSバイスを単体で使用できるようになった」という意見をチラホラ見る。それも間違いじゃないんだけど、単体で使うと言うよりはネット上に母艦を置くという方がイメージに合う感じがする。
尤も、これは Google が目指している事とほぼ同じなんだけど、違うのは Apple は既に iTunes StoreApp Store という形でコンテンツを大量に保有している事。クラウドの形で使うなら、音楽や映画もサーバから全く移動させないで「販売」できるし。


で、ちと気になるのが Lion はネット販売のみになる事か。もう既に多くの人が心配しているようにクリーンインストールの時はどうするんだろう? まさかインストール時にネットに繋いで数ギガのインストールイメージをダウンロードしてセットアップする事になるんだろうか? それはいくらなんでもタルいんじゃないかな?
それともう一つ気になったのが、Apple のサイトでは "Mac OS X Lion" ではなくて "OS X Lion" という表記に統一されている事。
単なる商標だけの事なのか、それとも Mac というブランドから「何か」に移行する前兆か…?