ジロ・デ・イタリア2011 第21ステージ 勝者の走りでコンタドールが納得の総合優勝 TTはミラーが首位ゲット (http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=17938)
泣いても笑っても最終ステージ。
タイムトライアル(TT)んで展開やらなんやらは無し。
しかし、最終日にTTってのはちょっと拍子抜けな感じがして残念。パレード走行だったり市内周回コースによるお披露目も無いのはちょっとなあ。TTだとウェアもバイクも特製のアレなんで順番に全員登場すると言ってもゆっくり観る感じでも無いし。
で、序盤にデイビッド・ミラーが出したタイムがずーっとトップ。ニーバリが頑張りを見せてスカルポーニよりも速かったが、総合はひっくり返らず。
そしてコンタドール。
中間計測ポイントではミラーのタイムより1秒速かった。このままステージも獲るかと思われたが、ニーバリ、スカルポーニのタイムを確認したのか、最後は流してミラーから36秒遅れのタイムでガッツポーズでゴール。ステージ3位に終った。
当然のように総合優勝獲得。
ステージ優勝はミラー。
でもって、最終成績
個人総合時間賞 マリアローザ
- アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)84時間05分14秒
- ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレISD)+6分10秒
- ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)+6分56秒
個人総合ポイント賞 マリアロッソ・パッショーネ
- アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)
個人総合山岳賞 マリアヴェルデ
- ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アクアエサポーネ)
個人総合新人賞 マリアビアンカ
- ロマン・クルージガー(チェコ、アスタナ)
とにかく今年はコンタドールが強かった。もうどうしようもない強さ。
むしろ、スカルポーニとニーバリの2番手争いの方が激しかったかもしれない。
で、別府史之(日本、レディオシャック)は総合+2時間25分06秒の67位で完走。一昨年のツール・ド・フランスに次いで2度目のグランツール完走。おめでとう!!*1
*1:もうちょっと活躍するシーンが観たかったけど、それはそれとして。