ジロ・デ・イタリア2011 第19ステージ これまでの努力が結実 ティラロンゴがキャリア12年目にして初優勝 (http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=17906)
このステージも総合と無関係な逃げステージ。
…かと思ったら。
と言う訳で観戦中のメモなぞ。
- 既に最後の上りも目前。残り30km。逃げは6人。メイン集団との差は1分30秒程。
- 逃げはピノー、バク、ラボッティーニ、ガルゼッリ、シュレル、チョップ。
- ガルゼッリが総合争いではなくて、終盤ステージでの逃げにのってるというのは、ちょっと寂しい。総合争いに絡んでいればここで逃げる事は出来ない筈。しかし総合で23分も遅れていてはしょうがないか。
- さあ、上りだ。
- メイン集団はディルーカが牽いている。何故? ディルーカがアシスト? うそーん。
- ピノーとラポッティーニが先行している。このまま行くか?
- 雨が激しくなってきた。まだ上りで良かった。下りだと怖くて見てられない。
- 残り19km。ピノー、ラポッティーニと集団の差は36秒。吸収されるのも時間の問題か。
- 残り13.5km。二人はあえなく集団に吸収。
- 逃げを吸収した後も相変らずディルーカが鬼牽き。アシストとして考えると、こんなに強力な選手も居ない。
- 残り10km。ガルゼッリが集団から遅れている。雨はもう止んでいる。
- ディルーカの鬼牽きで集団から振るい落とされる選手が続出。しかし総合上位の有力選手はそうそう遅れない。
- 別府が集団から遅れそうだ。
- 残り6.8km。アスタナの選手がアタック。ティラロンゴだ。
- ティラロンゴを捕らえるために集団はスピードアップ。
- このペースアップで集団はかなり縮小された。ディルーカはそろそろお役御免。
- 残り4.6km。もうティラロンゴを誰も追わない。
- 残り4km。ティラロンゴとメイン集団の差は15秒。
- 残り2.5km。差は23秒に広がっている。と思った隙に集団からアタック。デュポンとそれに続いてロドリゲス。
- このアタックで集団も微妙にペースアップ。
- しかしティラロンゴは独走。
- 今度はコンタドールがアタック!! このステージも獲る気か?
- 残り1km。ティラロンゴにコンタドールが迫る。
- 残り300m。コンタドールがティラロンゴをパス。
- 今度はティラロンゴが前に。コンタドールは後ろを確認。
- ティラロンゴ、先頭でゴール。すぐ後ろにコンタドール。
- スカルポーニ、ニーバリは遅れた。また総合での差が広がった。
- ティラロンゴはビビっただろうなぁ。
いやいや、最後の最後でコンタドールがアタックするとは思わなかった。
アタックしたって事はティラロンゴを突き放してステージを獲るのかとも思ったけど、それも無し。むしろティラロンゴのステージ優勝をアシストするような動きだった。どうも本当にティラロンゴに勝たせるつもりで動いたっぽい。元チームメイトだったからとか。
でもって、アタックにニーバリ、スカルポーニが付いていけなかったので、また数秒+ボーナスタイムだけではあるけどリードを広げた。コンタドール的にも良い結果だったろう。
で、今日は泣いても笑っても最後の山岳ステージ。
しかしコンタドールの首位はそうそう揺るがないだろう。
最終日のタイムトライアルも距離が31km程だから、そうそう大差が付くとも思えないし。