Final?

SP The Motion Picture 革命篇 (http://sp-movie.com/)

ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。
とりあえずの完結編。
うーん、まあそれなりには面白かった。
でもやっぱり、物語の根幹の部分である筈の計画は杜撰だし、首謀者の尾形の動機も他のメンバーが賛同した動機も弱い感じ。
尾形は「その動機だったらもっと簡単な方法があるんじゃない?」とか普通に思うし、他のメンバーも「その程度で内乱罪*1で逮捕されるリスクを負うかね?」という疑問が最後まで頭から抜けなかった。
でも、SPを主人公にしたのはこの最後の展開まで考えての事かな? だとしたら、それなりにちゃんと考えられてはいるんだな。とは思った。まあ、何と言うか日本的な緩さを表した話ではあるな。(謎
ちなみに、細部ではやっぱりスタッフの格闘技熱がちょっと分かる演出が多かった。実戦で足関節やらフットチョークが使える物かと言う部分はあるけど、それなりに上手く演出して、それっぽくは撮ってあるという感じ。(あの体制でフットチョークって極まるのかね? とかちょっと思うけど)
でもって、テレビ版でも数話で活躍してたデウス・エクス・マキナな方々(謎)は今回も大活躍。とは言え、これを出すとどんな話も終らせる事が出来るから、この辺でもう禁じ手にすべきだよな。


ともあれ、それなりにちゃんと終らせる事が出来ただけでも良かった。
細かいアレは有るけど、まあいいや。


そうそう。
もう続編いらないからね。(苦笑)

*1:内乱罪は死刑もありうる重罪