神保町の日々

森崎書店の日々 (http://www.morisaki-syoten.com/)

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞。
静かで良い映画。
全体的には、人生の「一休み」を迎えた主人公が神保町の古書店で一時の借り暮らしをするというだけの話なんで、ストーリーで引っ張っていくタイプの映画ではないのだけど、背景に描かれる神保町の街の魅力も相まって、ゆるーい感じで良い。
ただ、ワンシーンだけちょっと観ていてヒリヒリするような場面が有るのだけど、そこが良いと言うか邪魔と言うかは意見が分れそう。でも、このシーンが無いと荻上監督的なテイストになっちゃいそうだ。あーゆー監督は二人は要らない感じがするし。
それと、主演の菊池亜希子さんという人は今まで意識して観たことは無かったのだけど、この映画では良い感じに自然な良い表情を見せていて、とても好感が持てた。まあ他の作品でどうかは知らんのだけど。


ともあれ、人生に「ちょっと一休み」が欲しい人、神田神保町好き、本好きにはオススメ。
にしても神保町良いなぁ。今日の古本まつりは台風で散々だったろうけど。
※私は特定の「街」が主役のように扱われている映画に対しては基本的に点が甘いです。為念。