川の底からこんにちは (http://kawasoko.com/)
遅まきながら、新宿の K's Cinema にて鑑賞。
私はこの映画が大好きだ!!(笑)
もう大好き。
ストーリー的には東京に出ていた娘が田舎に帰って親の工場を継いで盛り立てる、という昔ながらの有りがちなアレなのだけど、そこに描かれているキャラクターも話の持って行き方も笑いの要素の盛り込み方も、かなり私好み。もう大好き(笑)。
主演の満島ひかりさんもあっという間に凄く巧い女優さんになってしまっていて驚いた。ただ、役柄的には前の「クヒオ大佐」の時と近い感じなので、演技の幅についてはまだ未知数ではあるけど。
それ以外にも、ダメ男の遠藤雅さん、父親の志賀廣太郎さん、叔父の岩松了さん、工場のおばちゃん達、シジミ漁師のおっさんも、みんなキャラが立っていて、いかにも地方に居そうな人達な感じが凄く良い。
それでもって、ラストも泣かせる展開かと思わせておきながら笑いへ持っていく感じも素晴らしい。泣き笑いで終る映画って良いよ。うん。
一つだけ難を言うなら、ラスト前に主人公が開き直った後に、どうやって事態が変わっていったのかを描く部分が短い事。この辺りはもう一寸ちゃんと観たかった。(尺の問題が有ったのかもしれんけどね)
ともあれ、私はこの映画が大好きなので、絶賛大オススメ!!(笑)
おまけ:
木村水産 社歌(その2)
