私は駄目でした

The 4th Kind フォース・カインド (http://wwws.warnerbros.co.jp/the4thkind/)

ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞。


いやいやいやいや(苦笑)。
一応、アブダクション物のドキュメンタリー&再現ビデオという体裁をとってるけど、
「こりゃ、ドキュメンタリー部分もフェイクだなぁ…」
と観ている私が思ってしまった時点で、もう、ちょっとねぇ…。
2000年撮影のビデオが、何故(ノイズが乗る前から)あんなに低画質なのよ…って思ってしまった。体裁的には昔の心霊フィルムみたいな画質で、エクトプラズムでも吐くんじゃなかろうかという感じ。
ついでに、シュメール語って文字はともかく発音ってちゃんと分かってるのかね? とかも思った。20世紀に復活したヘブライ語ですら正確な発音は残ってなかった筈だし。*1
でまあ、フェイクであれば、それなりに楽しめるのかとも思ったんだけど、ホラーとして観ても、怖さじゃなくて音で驚かすタイプだと、ちょっともうなぁ…という感じ。


というか、
「もう自分は、こういう物を楽しめなくなってるんだなぁ」
とか思って、図らずも自分と向き合う羽目になってしまった(苦笑)。子供の頃は日テレのUFOスペシャルなんか欠かさず観てたのに(笑)。
ぶっちゃけ、ビリーバーの人達はどうなんだろ? こういうのアリなんだろうか?


というわけなので、オススメかどうかは判りません(笑)。
少なくとも「と学会」の本なんかを読んでる人には向かないけど、ビリーバーさんは観てみると良いかも知れない。


*1:確か古代ヘブライ語の文字には母音が無かった筈。