思ったこと。

今の政治記者はかつての「料亭政治」みたいなものと戦いたくてしょうがないんだろうねぇ。
でも実際には既にそんなものは無い。
料亭街だった筈の赤坂からは殆どの料亭が消えてしまって、今じゃ普通にコンビニとファストフード店が立ち並ぶような街だ。*1
でも、そんな「料亭政治」と戦いたい記者達はまだいる。戦いたくても相手のいない彼らは、つねに対戦相手を求めていて、僅かでもその匂いのする方向を攻撃しまくる。
それが、たかだかホテルのバーで会合をするだけであってもね。
自らの正当性を示すために必死になって庶民感覚を強要するが、天下の大マスコミが高給取りだってのは誰だって知ってる。それこそスコッチ一杯2000円(これってそんなに高いのか? ビールや焼酎じゃないんだし)なんて屁でもない給料を貰ってるだろう。
私の感覚からすればマスコミの人間は既に庶民じゃない。
逆に言えば、マスコミが庶民であるなら、ホテルのバーで飲むぐらいの事は庶民もする事だろ。


ところで、政治記者達のいる新聞社の経営者さん達がいったいどんなところで会合をしているのか、私は非常に興味がある。
もちろん、ホテルのバーよりもずっと安い店だよな。
そうじゃないと天下の新聞社が「庶民感覚」から外れてしまうだろ?(笑)

*1:マスコミによる料亭を悪とする論調もそんな街になった原因の一部ですらある。