思ったこと

コンビニに深夜営業させないというのは「国民のライフスタイルを変えたい」という要望なのではないか?

24時間営業している店はコンビニだけではない、24時間営業飲食店も少なくない。
では何故コンビニに矛先が向くのかと言うと、主に深夜に活動する人達に「夜は寝ろ(活動するな)」と言いたいのではないだろうか?
そう考えていくと個人的には腑に落ちる感がある。
コンビニが深夜営業をストップすると、たとえば深夜まで仕事をしてコンビニ弁当で遅い夕食だか早い朝食だかをとり日用品の購入の殆どをコンビニですませている人達にとっては生活のリズムを根本的に見直すきっかけになりうる。
その内の何割かの人は深夜型のライフスタイルを夜型くらいに変更するだろう。
そうすると、コンビニに依存していた人達がワラワラと生活時間を変更し、さらにその人達の活動に関連していた別の人たちもまた生活時間を深夜から変更し…という連鎖反応の結果、深夜における人の活動量が大きく削減される…という事を期待しているように思える。
という考えに至ったのも、バブル期の地上げのテクニックとして先ず最初に対象となる地域の銭湯を(営業を妨害することによって)潰してしまうという事があったからだ。すると、その地域の銭湯が潰れてしまうと、銭湯に依存していた風呂無しの古いアパートからはあっという間に人が居なくなってしまい地上げ屋が買取りやすくなるという事になった。
銭湯を無くすことによって古いアパートを一掃したように、コンビニの深夜営業を止めさせることによって総体的な深夜の人の活動量を減らそうとしているように思えてならない。
深夜のテレビ放送を規制するというのも同じ文脈だろう。テレビ局で働いている人も観ている人も観ている人が買い物に行く店の店員も、つまり皆「夜は寝ろ」と(苦笑)。


と書いている通りの影響が有るかどうかは判らない。実際には「コンビニが無ければ買い溜めすればいいじゃない」とか「自分で料理すればいいじゃない」とか「テレビが無ければネットで動画でも見ればいいじゃない」となりそうな気もする(笑)。
だが、この手の規制を計画している人の頭の中にはそういう計算が有るんじゃなかろうか?