殺すな

何故無差別に人を殺せるのか?

学校で「差別はいけない」と教わったから。というブラックなジョークはさておき。
「人は人を殺す事が出来るから」が全て。
飼い猫が食べもしない小鳥をいたぶって殺す事が有るように、人間も何の利害関係も無い人を殺す事がある。
それを現代社会の病理だとかなんとか言うのは過去になされた犯罪について無知すぎる。
無差別殺人は今に始まったことではない。チョ・スンヒが始めた事でも宅間守が始めた事でもない。コロンバイン高校で始まったわけでも、エド・ゲインが始めたわけでも、ゾディアック・キラーが始めたわけでも、都井睦雄が始めたわけでもない。
おそらくは、有史以前。それも人類が現在の形に進化する前から始まっていたことだ。
それを今更「何故」と問うのは愚かな事だろうと思う。


だから、何故と問うのはやめよう。


じゃあ何も出来ないのかと言うと、出来る事もある。
人が人に「殺すな」と言えばいい。一度で駄目なら二度言え、それで駄目なら何度でも言え。


殺すな。