騒動その後

「日本は騒ぎ過ぎ」と批判 故意ではないと中国紙 (http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/119790)

故意ではないと言うと、かえっておかしいように思う。
以下は雑感

  • 餃子を食べて被害にあった家庭でも、半分を食べた時は全く異常が無くて後日残りの半分を食べたら中毒で倒れたという証言があった。このため、原因が件の餃子であると判明するのに時間がかかった*1
  • それは毒物がまんべんなく混ざっていた訳ではなく、局所に偏っていた混入されていたという事になる。
  • その局所に偏った毒物ですぐに中毒症状を起こしたと言う事からすると、薬物の濃度は結構濃い。
  • 普通殺虫剤は薬剤を希釈して使う筈。
  • 例えば工場での殺虫に使っていた薬剤の飛沫が飛んで混入したと考えると、人が倒れる濃度では濃すぎる。
  • 虫を殺せれば必要十分な薬剤を人間が重体に陥る程の濃度で使うだろうか? コスト的にも虫を殺せる濃度に薄めたほうがお得だ。
  • 使っていた薬剤が混入したというよりは、希釈する前の薬剤が混入したと考えたほうが自然なのでは?
  • 混入したのが故意ではないと考えると、工場で食品を作っている直ぐ横で、高濃度の薬剤を扱っていたという事になる。
  • そんな事するだろうか? 例えば薬剤を希釈する作業を食品を作っている直ぐ隣でするだろうか?
  • いくら薬剤に対する認識の甘い中国であっても、(品質にうるさい)日本相手の商売ともなれば多少は気にするんじゃないだろうか?
  • そう考えていくと、これは何者かが(悪戯かテロかは知らないが)故意に混入した可能性の方が高いと思う。

どうだろうか?


などという事を考えていたら、

兵庫の毒ギョーザのパッケージに小さな穴 (http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/119782/)

この穴から混入されたのか、どの段階で混入されたのかは判らないけど、人為的に混入された可能性が高くなったとは言えそうだ。

*1:そりゃそうだ、そういう状況だったらまず調理器具が汚れていたとか、餃子が腐ったとかの原因を考えるのが普通だ。