思ったこと

パイナップルを料理に使うのはアリ? の決定打発見 (http://news.ameba.jp/special/2007/11/8463.html)

まあ、料理に使わないから日本では果物の消費に一定の限界が有るんだな。
野菜と同じく、果物も調理すれば食べる量は格段に増える。
ところが、日本人は果物を生で食すという事に、異常なくらいの拘りを持っている。
もちろん世界各国でも果物は生で食べる事のほうが多いんだけど、調理して食べる例は日本より遥かに多い。
いやいや、果物だけじゃない、野菜だって魚だって日本人は生食に拘る*1
ミカンもリンゴもトマトもキュウリもマグロもイカも、日本人は生で食べるんである。
これは日本社会の衛生状態の高さから来るというのもあるんだろうけど、それにしたって生で食いすぎだと思う。
文化的なモノかとも思うけれど、日本文化のルーツ的な位置であるところの中国では全く逆で、生で食べる食品は少ない。さすがに中国でも果物は生で食べるが日本人が生か漬物でしか食べないキュウリや生でしか食わないレタスを炒めて食べるのは中国では普通だったりする。


とか、つらつら考えていると「日本の食文化が世界では結構な異端なんだな」という気がしてくる。
何がどう影響してこうなったんだろうか?

*1:肉を生で食う事は比較的少ないが、これは明治維新まで肉食そのものの習慣が無かったことが影響しているんじゃないかと思う。